あかるい暗室教室

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『サイアノタイプ(日光写真)体験コース』

古典技法・サイアノタイプを体験しましょう。

太陽光を用いて印画するサイアノタイプををご存知でしょうか?

サイアノタイプは光の明暗を青色の濃淡で表現するため、青写真とも呼ばれている写真の古典技術です。屋外の明るい太陽の下で作るプリントは、銀塩フィルムを使用した暗室作業とはまた一風違った写真の原理に立ち返ることができます。

デジタルカメラしか使ったことがないという方はもちろん、普段フィルムを使用している方、暗室体験のある方、どなたでも新しい発見のある写真体験となるはずです。

どうぞお気軽にお申込下さい。

【 概要 】

会場:Darkroom Main(ダークルーム メイン)

会場住所:〒600-8028 京都市下京区寺町松原下ル 植松町731-1 小林ビル2F

日程:2017年 6月11(日) 13時〜15時 *雨天の場合は中止になります

参加費用:3,000円(印画紙、薬品代込) 

定員:8名 

ご用意頂く物:汚れても良いエプロン、手を拭くタオル、フォトグラムのモチーフとして使用したい小物類、日焼け対策の衣類等

講師:写真家 溝縁真子 http://www.makomizobuchi.com

運営:CITY RAT press.

協力:gallery Main

【 お申込方法 】

件名を「サイアノタイプ体験コース申込」として本文にお名前、電話番号、メールアドレスをご記入の上、

school@cityrat-press.tokyoまで送信してください。

メール受信後3日以内に、受付完了の返信を致します。

【 お問い合わせ 】

分からない事、ご質問などがありましたら、school@cityrat-press.tokyoまでお気軽にお問い合わせ下さい。

 

オフィシャルサイト

https://brightdarkroom.themedia.jp

往復書簡第二弾

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CITYRAT press PRESS特別企画『写真家は写真についての言葉について語らなくてはならない』
二人の若き写真家がメールでのやりとりを通じて写真について考え問い、少しづつ言語化していく──。
往復書簡第二弾、第一回『表現者としてのナルシシズム』公開。

 

http://www.cityrat-press.tokyo/correspondence/

 

『沈黙と静寂 Silence and Stillness』写真展のお知らせ

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Ryuhei Yokoyama Photo Exhibition 2017/04/12 - 04/23 Junpu Elementary School

『沈黙と静寂 Silence and Stillness』

 

説明をほどこそうとはしない光にひたっている、あふれんばかりの素晴らしい記号たち──。 

マノエル・ド・オリヴェイラの言葉に惹きつけられながら撮影された、誰でも見知っている名詞(記号)、街に転がっている静物。それら先の言葉に呼応するようなシンプルで光に満ちたモノクロ写真は、不思議な強度を伴った静寂を纏っている。

There are brimful of beautiful symbols indulging in the light that is not going to give explanation. As I'm attracted to words of Manoel de Oliveira, I photographed a noun (sign) which everyone knows, and the still life rolling around city. The monochrome photography, which is simple and filled with lights as like hailing to those words, puts on stillness with mysterious strength.

 

開催場所

淳風小学校内教室

〒600-8361 京都府京都市下京区大宮町花屋町上柿本609−1

PIS。

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2017/04/12 - 04/23 Junpu Elementary School

Ryuhei Yokoyama  & Shinichiro Uchikura Photo Exhibition space.

 

「Wonder Foto Day 2017」


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Title: Skull, Graffiti#1, Rat - Shibuya, Old Boots, Old Bag

Title of series:City and Objects

Artist:Ryuhei Yokoyama

Edition Number:50

Release Date:Feb 13,2017

Medium:Archival Pigment Print

Media:Hahnemuhle Photo Rag Baryta

Media Size:H: 210 W: 297 mm

Image Size:H: 170 W: 240 mm

 

Price : 10,000yen

 

「Wonder Foto Day 2017」

2017/03/17 (五) - 03/19 (日)


Fri., Mar. 17, 2017 - Sun., Mar. 19, 2017


台北華山1914文化創意園區 中4B
台湾 台北 華山1914文化クリエイティブパーク


Huashan 1914 Creative Park, Taipei, Taiwan

 

http://www.wonderfoto.com/

アッパー

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 パスポート申請をしに新宿にある旅券課という所へ行ったが、思っていた以上に混み合っており、大きい病院の待合室くらいの場所に老若男女70人くらいが椅子に座り、あぶれて立っている人などもいて、受付で渡された番号札がカウンターに取り付けてある電光掲示板に点灯するのをそれぞれ待っている、というと大病院と大きさもシステムも似ているがしかし、雰囲気が全く異なるのは、ずばり人々の醸す、発する念みたいなものが違うからである。

 病院で待つ人々は好調でないから来るのであって例えば、いや~この一週間くらい肩の調子がすこぶる良くてちょっとボールを投げてみたら170kmでたんですわ、草野球で、せやさかいプロテスト受けようおもてますねん80歳やけど、契約するのに診断書いりますやろ~、メディカルチェックいうやつや、みたいな事で訪れることはなくやはり、胸の辺りがちょっと苦しいんだけど肺臓がやばいんではないか、婆さんや~とか、天気が良いから河川敷、ちょっとした草むらを散歩しておったら、土偶がスネを直撃、激烈に痛いんだけど、はっきり言って折れてると思うわしは、それはまあしょうがないとして、粉々に割れちゃったんだけど呪いとかあんのかな~土偶縄文時代って何かこう毒っ気が強いつーかさ、やっぱり弥生のほーがーいいな~みたいな、みたいな不安をそれぞれ抱えていて居ずまいに何処となく陰を落としており、ココロが皆一様にダウナー、に比して旅券課の人々はというと、新婚旅行でハワイにいく、とか、ニューヨークへ行きびんびんにビジネスしドルを稼ぎビルを買う貸す売る、というシャイニングめく者や、ウィーンの音大へヴァイオリンの勉強のため留学するのだす、みたいな娘、青年、あるいはフランスに赴き高級ワインを飲みながらフランス料理を食すぜ、俺は、私は、ざます、エルメス、みたいなオーラが満ちてあり、モサモサのファーに包まれたご婦人やシワひとつない光沢のあるスーツを着、髪をジェルでオールバックしたプラスティックヘッドみたいな人などもいて、気持ちがズンズンしている感じ、極めてアッパーなのである。まあ俺もそのアッパーの一員なんだけどね、アロハ。飛行機弱いけど。みたいな事はどうでもよく、先日いったラーメン屋について書こうと思う、俺は。僕は。

 

 夜十時、大通りを歩いていると、ラーメン師匠と赤いビニールに白色でプリント、その隣にはカピバラが描いてある店があり、普段そのような迂闊にファンシーが丸でてしまったような店に入る事はないが、ここは旅先、付近にカピバラ師匠の他食事が出来る処は見当たらず、俺はラーメンとだけやはり赤色の布地に白く染め抜かれた暖簾をくぐり、手近の席に着いた。

 コートを脱ぎ、落ち着いたところで、店内を見回してみると以外にもファンシーさはなく、週刊誌などが小上がりの片隅に積み上げてあり、隣には緩やかに傾いでそこだけパースが狂って見える合板の本棚、中には食堂の定番ザ・シェフと釣りバカ日誌の2タイトルが並べてある。天井付近に設えられた台にあるテレビは、程良く小汚く、黄色くくすんだブラウン管には科捜研の女16が流れてあった。

 つまりよくある庶民的な落ち着く感じの仕様、オーソドックス、街にひとつはある市井の中の市井、人々に愛される感じの駄中華的な店、で店員はというと店主と思しきオヤジが一人居、ワイキキビーチと英語で書いてある、それがズンズン主張してくる感じのプリント、のTシャツを着、頭部にはぐるりヴェルサーチ風スカーフ柄のハチマキが縛り付けてある上、顔には顔面のサイズに比して小さ過ぎる眼鏡を掛けてある為、バランスみたいなものがガチャガチャになっていて非常に落ち着きがなくみえ、師匠というには縁遠い雰囲気、でカピバラのような顔感じを感じるかといえば、ちっとも可愛らしいこともなく、カピバラというかゴリラの方が近く、愛嬌皆無、むしろ無愛想といってよく、俺が店に入った折、しゃいっ、みたいな事をこちらを向きもせず小声で言うた以外、いつ迄も注文を聞きにも来ず、カウンター越し、覗いてみれば厨房でキャベツを一心不乱、凝縮し続けている。

 別に愛想を貰いに来たのでないし、俺は厨房に向かって声を出し瓶ビールとラーメン並を注文し、科捜研の女沢口靖子が難しい顔をしたり走り回ったり部屋中に薬品を掛けまくったりし結果分析、犯人の目星を付けるみたいな事をして忙しそうにしているテレビ画面を眺めながらとりあえずビールが来るのをぼんやり待っていた。

程なくして瓶ビールが運ばれてきたが、ラーメンと同時に出されたので驚愕した、がそれはビールが遅かったのではなく、ラーメンが激烈に速かったからである。そして即席麺並みの速度で拵えられたそれはうまく、がしかし空腹は最高の調味料だよね!みたいな事があったわけではない、俺は数時間前にカレーパンを食っていたしね、ヤマザキパンの。みたいなこともどうでもよくて、つまり本日の俺の気分はアッパーなのだよ。しゃいっ。

往復書簡 第二回

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CITYRAT press PRESS特別企画「横山隆平 × シノハラユウタ」往復書簡
他愛もない会話から生まれた"写真家はもっと写真についての言葉について語らなくてはならない"というテーマに導かれ、二人の若き写真家がメールでのやりとりを通じて写真について考え問い、少しづつ言語化していく──。
第二回、"立ち返る原風景"公開。

http://www.cityrat-press.tokyo/correspondence/